三年目の帰郷


 受験勉強で煮詰まった頭をクールダウンさせるために外へ出た。夏の空に、まっしろな入道雲が湧き立っている。少し歩くだけでもう額に汗が滲みはじめたので、こんな熱気の中でクールダウンなんかできやしないなと思った。
 ――夏油くん、今ごろどうしてるんだろう。
 コンテナ型カラオケ店の前を通り掛かったとき、あの夜を思い出した。夏油くんとセックスした、あの夜のこと。
 込み上げてくる快感をどう抑えればいいのか分からず自分の指を噛んでいた私に、夏油くんは「我慢しなくていいよ」と言った。だから私は、バカみたいに声を漏らし続けた。気持ちいいってこういうことなんだと、夏油くんが教えてくれた。私だけがよがっているんじゃないかと不安になって、夏油くんは気持ちいいのと訊くと、「君と同じ」と、夏油くんは少し苦しげな表情を浮かべながら言ったっけ。
 あの夜から夏油くんとは会っていないし、連絡も取っていない。ポケットから携帯を取り出し、電話帳で「夏油傑」の名前を呼び出す。ふと、かけてみようかと思った。電話番号を教えてもらった日から一度も湧かなかった勇気が、なぜだか今、ひょっこりとその頭を覗かせたのだ。発信ボタンを押して、恐る恐る耳に当てる。けれど返って来たのは夏油くんの声ではなく、この電話番号は現在使われていません、という自動アナウンスだった。
 ――番号、変わったんだ。
 新しい連絡先を教えてくれてもいいのに、と思ったすぐ後で、夏油くんは私の電話番号を知らないのだと思い出す。私が一方的に教えてもらっただけで、夏油くんは私の連絡先を聞こうともしなかった。
 かける勇気もないくせに、教えてもらった電話番号をただ唯一のつながりだと信じて安心しきっていた私は、なんて愚かなんだろう。私の連絡先にすら関心がないのに体のつながりだけは持った夏油くんは、何を考えているんだろう。
 胃に石を抱えているような重苦しい気持ちで家に帰ると、母が取り乱しながら言った。夏油くんの両親が亡くなった、交通事故だったらしい、と。お葬式は身内だけで執り行われるということだった。けれど、夏油くんが実家に帰って来た様子はなかった。
 それが、夏の終わりの出来事――。


 十二月三十日。今年もまた、この日がやって来た。去年、一昨年ともに、私はこの日を夏油くんと過ごしていた。でも今年は、いつものファミレスのいつもの窓際のソファー席で、私はひとり、グレープフルーツジュースを飲んでいる。ちゃんと酸っぱさを感じるほどに濃いジュースは、あのカラオケ店で出されるそれとはまるで違う。来るはずもない人のことを思って注いだコーヒーも、きっとちゃんと濃い。
 頬杖を突き、窓の外を見やる。道の角にある自販機の陰から、夏油くんがひょっこり顔を覗かせるのではないか。そんな淡い淡い期待を抱いては、ジュースをまた一口吸う。
 食欲がないのにここへ来たのは、夏油くんに会えるかもしれないと思ったからだ。
 今年も年始を迎える準備を手伝った。私はなます用の野菜を切る役を任され、ちょっとでも指を切ったら死ぬという覚悟で慎重に切り進めていた。その隣で黙々と煮物を作る母は、もう「夏油さん」や「傑くん」という言葉を口にしない。回覧板を夏油くんの家に回すことはもうない。夏油くんのお父さんとお母さんは、もういないから。夏の終わりに飛び込んだ訃報に、夏油くんのお母さんと長く親交のあった母はショックで寝込んでしまった。葬儀への参列は叶わなかったけれど、せめてお墓参りには行きたい、でもお墓の場所が分からない、あなたは傑くんの連絡先知らないの。母にそう問われて、私は「知らない」としか返しようがなかった。夏油くんとは音信不通のまま、秋が過ぎ、冬が来て、もうあと一日でこの年を終えようとしている。いつしか我が家では、夏油家の話題は禁句となった。
 あんなに慎重に野菜を切り進めていたのに、夏油くんのことを考えはじめたら注意力が散漫になって、指先を少し切ってしまった。母は私が怪我をすると大きく騒ぐ。わーわーと言いながら救急箱を持って来てくれたけれど、絆創膏が見当たらない。ちょうど切らしてたんだった、と青ざめる母に、私は「じゃあ買って来るよ」と返した。散々止められたけれど、なんとか理由をつけて家を出た。もしかしたら夏油くんが、この街のどこかにいるかもしれない。なぜだかそう思えて仕方がなかったから。
 ドラッグストアで絆創膏を買ったあと、母に「小腹が空いたから寄り道していく」とだけメールを打ってファミレスへ入った。お腹なんて空いてなかった。ドリンクバーを二人分だけ頼んで、二時間ほどそこにいた。左の親指の先に巻いた絆創膏には、血がうっすらと滲んでいる。それをぼうっと見つめながら、もしかしたら夏油くんはどこか遠いところに行ってしまったのかもしれないと思った。それなら、ここでこうして待ち続けていたって仕方がない。そう思い立った私は、ドリンクバー二名分の記載しかない小ざっぱりとした伝票を引っ掴み、ファミレスを後にした。


 商店街では、夏油くんが好きだったお蕎麦屋さんの前を通りかかった。ここの太巻きには、ごぼうの漬物が入っている。夏油くんは言っていた。ぽりぽりっていう食感が楽しいよね、と。確かにそうだと思った。食べる行為には苦痛しかないと思っていたけれど、食べているのが楽しいだなんて。夏油くんと、ここの太巻きは革命の味だと大袈裟に褒め合ったのを、覚えてる。
 太巻きの入った袋を片手にぶら提げ、河川敷を歩く。この川は東京まで続いている。夕焼け色に染まる水面を見おろしながら、どうして東京なの、と母に言われたことを思い出す。東京にある教育大学に行きたい、と話した時の言葉だ。将来の希望など一度も話したことがなかった私への母の第一声は、どうして教育大学なの、ではなく、どうして東京なの、だった。教師になりたいならこの街にも大学があるでしょう、あなた一人暮らしなんかできるの、と。
 別にどうしても教師になりたいわけじゃない。教育心理学というものに興味が湧いた。その分野の第一人者がいるのが第一志望の大学だから。そう簡潔に伝えると、母は教育心理学とは何か訊いた。私の説明を聞いたあと、母は少し寂しげな目をして、あなた担任の先生に恵まれなかったもんね、と言った。私は食べるのが遅いせいで、学校では憐れまれたり疎まれたり蔑まれたりしてきた。理解者は夏油くんだけだった。そんな私に手を差し伸べてくれる教師がいたら、私の進路は変わっていたと思ったのだろう。地元の大学なり専門学校なりに進んで、自宅から通学して、就職して、同じ地元の人と結婚して。そうすればずっとそばにいられるのに、どうして東京なの。母はそう思ったのだろう。母には過保護な節がある。私が生まれた時から手のかかる子どもだったから、自分がそばにいないとこの子は生きていけないと思っているのかもしれない。
 でも母は、私の望むことを優先してくれる人だった。だから、「私は大丈夫だよ。信じて」と言った時、応援するからね、と返してくれたのだと思う。目にはたっぷりと涙を溜めていたけれど。でもきっと合格した時には、何もかも手放しで、私よりも誰よりも喜んでくれるんだろう。そう思った。
 そんなことを思い返していると、急に空腹を覚えた。土手に腰掛け、レジ袋を広げる。本当は母と一緒に食べようと思って買ったけれど、一切れぐらいならいいか。そんなことを思いつつ、太巻きを一つ摘み、あむと頬張る。ぽり、ぽり。ごぼうの漬物の歯切れ良さに、思わず頬が緩んだ。

「見つけた」

 不意に落ちてきた影と声に、ごぼうの食感も味もすべてが消え飛んだ。
 ゆっくりと振り向いてみる。そこには、お坊さんのような格好をした夏油くんが、腕を組んでうっすらと微笑みながら私を見おろしていた。

「……出家したの?」
「まあ、そんなところかな」

 夏油くんは、貼り付けたかのようなその表情を崩すことなく、私の隣に腰をおろす。
 夏油くんからは、お線香のような匂いがした。もし本当にお坊さんになったのなら剃髪するはず。けれど夏油くんの髪は短くなるどころか、去年よりも一層伸びていた。どうしてそんな格好をしてるの。そう訊く前に、夏油くんが口を開く。

「恋人はできた?」
「……え?」

 夏油くんは、その切長の目を横流しに向けてくる。

「そんなわけ……だって私、私たち――」

 その先にどんな言葉を紡ごうとしたのか、自分でも分からない。一度体の関係を持っただけ。きっと夏油くんにとって、それ以上の意味はない。むしろ忘れているかもしれない。
 夏油くんはまるで、私の反応を観察しているかのようだった。私はそんな夏油くんから顔を背け、首を横に振る。

「恋人なんてつくる暇ないよ。受験勉強ばっかりで……」
「受験? 大学に行きたいのかい」
「うん。まあ、一応」
「どこの?」
「……東京の」

 母には嘘をついてしまった。教育心理の第一人者がいるから東京の大学に行きたいなんて、そんな志望動機は嘘。夏油くんがいるから東京に行きたい。ただそれだけ。

「私がいるから?」

 確信犯だと思った。そんなこと訊かなくったって、夏油くんは全部お見通しなはずなのに。
 それでも従順に頷けば、夏油くんはフッと息を漏らした。

「生憎、私はもう東京にはいないんだ」
「……え? でも学校――」
「辞めた。もう全部、やめにしたんだ」

 抑揚のない声だった。まるで他人事のような、そんな口ぶり。
 夏油くんは顔を川の方へと向けたまま、視線だけをこちらへ流した。私は目を合わせることができず、夏油くんの口元を見る。

「君のこれから先の未来なんだけどね。それ、私が喰ってしまってもいいかな」

 耳から入った言葉が脳へ伝わるまでが、はてしなく長いように感じた。脳に届いてもなお、意味を理解することができない。
 夏油くんはたまに、難しいことを言う。例えば小学生の頃、クラスの女子に犬の役をやらされたまま置き去りにされたとき。あの後しばらく、女子たちは夏油くんの姿を見るたびに震え上がっていた。何かしたの、と訊くと、夏油くんは「ハンムラビ法典に則って対処しただけだよ」と言った。なんのことだかまったく分からなかった。私がその意味を理解したのは、つい最近のことだ。世界史の授業で、それがメソポタミア文明における法典であることや、「目には目を、歯には歯を」という復讐法の原理が記されているものだと知った。
 夏油くんは難しいことを知っている。私がその意味を知るのは、いつだって、ずっとずっと後のこと。だからきっと、夏油くんの言葉の意味を今理解できないのは、ごく自然なことだ。でも、今の夏油くんは違った。

「理解できていないみたいだから言うね。君はもう、大学にも、東京にも行けない。もうここに帰って来ることも、家族に会うこともできないんだ」

 今すぐその意味を理解させたいのか、私の手を取り、目線の高さを合わせてそう言った。
 夏油くんの目を見ながら、ふと、昔うちで飼っていた犬を思い出した。正確に言えば、母の姿だ。病気で弱って今にも死にそうな犬を見つめながら言葉を掛けていた、母の姿。それを思い出した。よく頑張って生きたね、もう楽になっていいんだよ、たくさんの思い出をありがとう。そう言いながら、ゼェゼェと苦しげな呼吸を繰り返す犬を撫でていた。あの時の母の、慈悲に満ちた目――夏油くんは今、あの時の母とおんなじ目を、している。

「馬鹿だな。分からない? 最初から君に選択肢なんてないんだよ」

 夏油くんは嘲るように笑うと、私の手を放した。

「君は術式を持たない猿だから。私がつくるこれから先の世界では生きていけなくなる。苦しむことになるなら、今私が君を食べてあげる。これは救いだよ」

 ジュツシキ。猿。夏油くんがつくる世界。
 体を持たない言葉たちが、ただ音となって私の鼓膜を揺らす。夏油くんはもう、意味を理解できていない私に分からせようとはしなかった。私の肩に腕を回し、ぐっと抱き寄せる。そうして今度は私の頭に頬を乗せて、ぽつりと言った。

「食べさせてくれよ。君の全部」

 右肩から伝わってくるのは、夏油くんの手の温もり。それだけではなかった。温もりとともに、微かな震えが右肩から背中、頭の先にまで伝わった。
 ――震えてる。夏油くんが、震えてる。

「夏油くん」

 私は太巻きを一つ摘み上げ、こちらを見おろす夏油くんの口にそっと差し入れた。夏油くんは一瞬吐き出そうとして、でもためらって、ゆっくりと食んで、飲み込んだ。

「忘れようとしてたのに。この味も、ここの景色も、故郷も」

 黒褐色の瞳には夕焼けが溶けていた。先ほどまで別人みたいだった夏油くんは、私が知るあの頃の夏油くんに戻ったように思えた。

「忘れないと、つらいの?」

 夏油くんは、微かに頷いた。
 さあっと風が吹く。今年の悲喜こもごもを連れて行くような風。そんな風に土手の雑草が揺れるなか、夏油くんの後ろに伸びる影に覆い被された草たちだけは、まったく風を感じていないかのように静止していた。
 私は腰を浮かせて、夏油くんの背後に回る。夏油くんの影の中はひんやりとしていて、どこか重たかった。夏油くんは、こんなに重い影を抱えて歩いているんだ。そんなことを思いながら、私は夏油くんの背中から手を回し、その両目を覆い隠す。そんな私の行為に対して、夏油くんは手を払うことも、咎めることもなかった。

「きっと夏油くんは、見えすぎちゃってるんだよ。だから今は、こうしてて。自分を休ませてあげて」

 手のひらに当たる、夏油くんのまつ毛。しばらく瞬きを繰り返していた様子だったけれど、それは次第に動きを失っていった。

「いいよ。夏油くんは全部やめて、いいよ。代わりに私が……覚えておくから。夏油くんと同じものを見ることはできないけど、覚えておくことぐらいはできるから」

 太巻きの味も、河原の風景も、生まれ育ったこの街で一緒に過ごしたことも。

「それでいつか。もしもこの頃が恋しくなったら、全部を覚えてる私のことを食べに来たらいいよ。そうしたらきっと、夏油くんは全部を思い出せるから」

 夏油くんが私の腕に手を掛ける。

「いつかじゃない。今じゃないと、だめなんだ」

 夏油くんは私を自分の影から引っ張り出す。そうして私の頬を両手で挟むようにしながら、ゆっくりと言った。

「憎いわけじゃない。愛おしいから、こうするんだ。どうか分かってほしい」

 まるで懇願するかのようだった。
 私は夏油くんみたいに察しがいい人間ではない。けれどその言葉で、分かってしまった。去年から抱いていた違和感や、今こうして吐き出される言葉の数々が、パズルのピースのように組み合わさって。
 見えた事実はこうだ。夏油くんは、新しい世界をつくるために、愛する人を救った。つまり、両親を殺した。
 それが分かったところで、今目の前にいる夏油くんのことは、なぜだか少しも恐ろしくなかった。夏油くんは私の頭をじわじわと右に回していく。首を折ろうとしているんだな。そう思った。

「いいよ」

 夏油くんの手が止まった。私が今から何が始まろうとしているのか察したことを、きっと夏油くんも理解した。

「簡単に受け入れたら駄目だ」

 力のない声だった。夏油くんも思い出したんだろうか。去年の年末、同じようなやり取りがあったことを。そののちに、私たちはセックスしたということを。
 夏油くんは私の頬を挟んだまま顔を傾け、そうして唇を重ねた。これが、初めてのキスだった。

「……っ、ん――」

 何かが喉を押し広げるようにして入ってきた。夏油くんの舌ではない。それ以外の何かが、喉にまとわりつきながら体内へと落ちていく。なぜだか咄嗟に、中学の修学旅行の時のことを思い出した。境内の隅で何かを飲み込み、苦しそうな表情を浮かべていた夏油くんのことを。
 苦しさのあまり目をつむり、声を漏らしてしまう。夏油くんはキスを続けたまま、そんな私をなだめるかのように、後頭部をくしゃくしゃと撫でた。
 ようやく唇が離れ、私はゆっくりと瞼を押し上げる。夕焼け色の風景の中で、夏油くんは変わらずうっすらとした笑みを携えている。その首には、赤黒い芋虫のような、蛸のような、赤ん坊のようなものが巻き付いていた。川の上では人魂のようなものが飛び回り、腰から下がない人影が走っている。そして私の傍らには、顔のない犬のような生き物がいた。

「君にはどう映ってる?」

 夏油くんは私の顔を覗き込む。私はそんな夏油くんから視線を逸らし、傍らで忠犬のように佇む犬を見つめた。小学生の頃、私をいじめた女子が言っていた「夢の中で追い回して来る顔のない犬」とは、きっとこの生き物のことだ。
 夏油くんは手を伸ばし、犬に触れた。顎の下を撫でられた犬は、甘えたように喉を鳴らし、尻尾をぶんぶんと振った。
 
「これが夏油くんの見てきた世界なんだね。やっと私にも見えた」

 私も犬に手を伸ばす。すると犬は、待ってましたとばかりにお手をした。その様子を見ながら、夏油くんは息を漏らした。なるほどね、と呟いたような気がする。
 そうして、夏油くんは立ち上がった。その拍子に夏油くんの五条袈裟からお線香の匂いが漂い、私の鼻先をくすぐった。

「ねえ、よく聞いて」

 夏油くんは私の頭に手を置き、くしゃりと撫でる。あの頃と同じように目を横にすうっと引いて笑ったけれど、そこにいる夏油くんはもう、この街で一緒に生まれ育った夏油くんではなかった。

「いつか迎えに来るよ」

 夏油くんには、みんなには見えない何かが見えている。彼から見た私は、今この瞬間に別の何者かに成ったのだろうか。自分のつくる新しい世界に適合できる人間だと思ったのだろうか。それとも、これはただの執行猶予なのだろうか。

「だから、待ってて」

 小さくなっていく夏油くんの後ろ背。その足元からは、闇のように濃くて重い影が伸びている。
 私はのろまだから、自分の中にある感情に気づくのが遅い。夏油くんの姿が見えなくなってようやく、体が感情を表した。驚きや恐怖、かなしみ、寂しさ、虚しさ、恋しさ。それらすべてを綯い交ぜにした涙が、一粒こぼれたのだった。

「夏油くん」

 善悪が何たるかは分からない。真実なんてもっと分からない。それでも私は、信じたいと思った。だって夏油くんは、いつだって私に手を差し伸べてくれたから。きっとそこに偽善や嘘はなかった。だから、信じたい。

「――待ってる。ここで、待ってる」

 ワン、という鳴き声が、どこからか聴こえた気がする。



 - 完 -


(2022.12.17)

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